【TAKUMI³小咄】採譜者InT³rview パート② 秘密編
登場人物紹介
TAKUMI³の譜面をたくさん作ってる、
今回もChart³rではなくインタビュアーとしての出演 (Twitter)
TAKUMI³の譜面をたくさん作ってる、
音ゲーが上手い、信じられないくらい上手い。(Twitter)
TAKUMI³の本体を作ってる、
前回に引き続き上記2名の偏見を書いて以降出番なし。 (Twitter)
インタビュー開始
第2回!採譜者InT³rview!!
司会は前回に引き続きraskでお送りします。
第2回は、未来の譜面演出でブイブイ言わせている秘密さんです!
よろしくお願いします!!
秘密という者です。よろしくお願いします!
早速なんですけれども、TAKUMI³の譜面制作を始めた経緯をお聞きしたいです!
TAKUMI³について知ったのは、いたふさんの知り合いかつAC音ゲー仲間からの紹介でした。
その頃は「アルストロメリアさんが動画上げたり譜面作者として参加してるなあ」というぐらいの印象だったのですが、実際に触れてみてゲームシステムに無限の可能性を感じ、即TAKUMI³公式垢にDMした…というのが、TAKUMI³の譜面を制作するきっかけです。
某発狂系クローンゲームを始めた元々の理由も譜面を作ってみたいというのがきっかけで、その後なんやかんやあって、某7つで和音な音ゲーで譜面作成をさせていただいたりしていたのですが、昔から「譜面作者として有名になりたい!」といった思いがあったりしました。
昔から譜面作成が人生の一部になっていたので、公式譜面の作者として実績を残して色々と自信を付けたい…みたいな思いがあり、こうやって譜面作者として活動しているという感じです。
TAKUMI³の制作をやる前から、かなり譜面制作に携わってたんですね。
そんな秘密さんの処女作はThearでしたが、TAKUMI³の譜面制作においての困難をお聞かせください!
制作においての困難というと、曲の長さにして半分ほどの譜面データが途中で吹き飛んだのは今でも忘れられないです…
確かにツラいですけどそこですか(笑)
だって○ne○rive君が勝手に…
それはともかく、譜面制作上で苦戦したのは前半にある5連トリル地帯の演出の付け方でした。
演出の付け方によってはノーツが急出現してしまうためプレイ感と演出の折り合いを付けるのが大変で、あの形に仕上がるまでに1ヶ月ぐらい掛かりました。
実は僕はThearのテストプレイしたんですが、あのレーン出現には感動しました。こりゃマネできんなって思いましたね(笑)
全体的な演出でのこだわりはありますか?
Thearの演出については、「曲に対してめちゃくちゃ展開を多く付ける」というのを意識しました。
Thearは「テーテテテーテテ」という特徴的な音が曲全体を通して鳴り続ける他、特に曲の前半の展開の仕方が音ゲー曲としてはかなり渋いというか、展開少なめに作られているというか…。
そうですよね…、それがThearの特徴でもあり、譜面制作の大きな課題になりそうな印象はありましたね。
そういった曲に対して、例えば同じレーン数で最初から最後まで置いてしまうと、いくら配置で展開を付けても全体的な印象がもっさりしてしまうと思いました。
そのため、特に前半部分で極端に譜面展開を付けていくことで、逆に曲を際立たせることが出来たら…という考えで演出を考えました。
その辺りの譜面構成をしっかり考えているのが熟練者といった所でしょうか…!
では、配置のこだわりに関しても教えてください!
先程挙げた「テーテテテーテテ」の音がメインになる箇所が多いので、素直に音取りする代わりに配置を工夫していこうと考えました。
同じ音階の音に対して縦連やトリルの配置というのは王道ですが、曲全体を通してその2種類だけだと流石に飽きられるので、この音に対して一番浮かびうるであろう縦連配置はあえて排除して、トリルを中心に様々な配置を置いていくようにしました。
ただ、作曲者の方が縦連譜面を想定していたというのを聞いた時は脳内で100回ぐらい土下座しました…
多分あの量を縦連にしてたらプレイヤー発狂してますね…(笑)
そこはCL(Chart Lab)でノルマ達成したということで…
CL縦を作ったテレレレレさんに感謝…!
またInsanity譜面については、最高難易度としてラストのあの音を拾わないともったいないと思ったので必ず入れて、それがラス殺しとして引き立つよう道中の難易度を調整しました。
…このInsanityを最初Master譜面として作ってたのは内緒です。
あれをMasterで出したらそれこそ許されない採譜者になってましたね…(笑)
では次に、Thearに限らず、譜面制作において意識している事や気をつけていることはなんですか?
初見殺しになってないかとか配置が無駄に嫌らしい配置になってないかとか色々気をつけてることはあるのですが、ここ最近の譜面作成で一番意識してるのは「どうやったらプレイヤーの感情を動かせるのか」という点です。
その曲を生かした作りにするのは勿論、プレイすることで楽しいと思ってもらえるか、演出が凄いと思ってもらえるかなどを意識するようになりました。
特にTAKUMI³は演出でいくらでも攻められる音ゲーだと思うので、その性質を生かして楽しいで終わらない譜面を作っていきたいと思っています。
…ちょっと語る内容が真面目すぎたかもしれない。
ぐおお、勉強になります!
秘密さんにはテストプレイでのフィードバックでもとても助けられています(持ち上げていくスタイル)
じゃああえて変な質問しますが、TAKUMI³のキャラクターの中で1番のお気に入りはいますか?
(!?)
(不敵な笑み)
…えっと、VSキャラの中だと王道を征くラズちゃんですね…AJとか理論値を取る度になでなでされたいです。
あああラズちゃんいいですね…名前呼ばれながら「すごーい!」ってなでなでされたいですね…
ちなみに僕はナディアちゃんに…え、聞かれてない?そっかぁ…
ジャケ出演(?)を含めると、2作目として担当したA EaGLEのリアリヌちゃんとか良いですね。
一緒に冒険を謳歌したい。
担当曲にも愛着湧きますよね!僕もLiVEMeTALのジャケの子が…あ、尺がやばい?そっかぁ……
ということで、最後にTAKUMI³プレイヤーにひと言おねがいします!
遅筆なのでゆっくりな追加ペースにはなりますが、その分こだわりを詰め込んだ曲を活かした譜面を作っていきますのでよろしくお願いいたします…!
また、譜面作成の依頼などが来たら喜んで受けますので何かあればDMまd……!?
あ、捕まった…
……はい!ということで第2回は秘密さんでした!
ありがとうございました!!!
インタビュー終わり!
宣伝警察だ!!!!!!!
…というのはさておきThearに始まり滅茶苦茶演出が凄い未来譜面を多く制作していただいている秘密さん、今後も引き続き僕の予想を遥かにぶっ飛ぶ神譜面を作っていただきたい所存!
あと普通にめっっっっっちゃ音ゲーが上手い、ありえん。
TAKUMI³以外にも精力的に活動されている秘密さん、今後の活躍にも期待してます!!